tsuvYAKI

ゆるゆるアトリエ

霊的五感
魔法のある世界のいきものには、魔法的なものを感じる感覚があるはず。ということで、信仰圏の知的生命(特に人間)には、通常の感覚器官を拡張される感じで魔法を感じる能力がある。
・霊的視覚
魔法及び霊素は目に見えないため、視覚でそれを感じる者はあまりいない。ただ、魔術の行使による霊素の操作が行われると術者の頭付近で光が弾けるような現象(強制的に霊素の流れを動かしたことによる環境との衝突とされる。『煌星』という)が起きるので、魔法を使ったということは視覚的に判断ができる。
・霊的聴力
実は普段の人間たちが知覚できない周波数で、霊素は常に音を立てて流れている。一部の霊的聴力のいい人間はそれを感じることができる。例えるならば滝や琴の音であるらしい。
・霊的嗅覚
『魔力』と呼ばれる、魂の遺伝的形質を人間たちは嗅ぐことができる。魔術師はその察知能力を訓練で高めることができ、『伝えの蝶』(通信の魔法)などで魔力を利用する。魔力の概念は一般にも広く普及しており、『香り紐』という安価なマジックアイテムに自分や相手の魔力を染み込ませ、『代筆屋』と呼ばれる魔術師に頼んで蝶を送るビジネスがある。
・霊的触覚
人間は程度の差はあれど霊素の流れを一種の『風』として皮膚感覚で感じることができる。この感覚に優れるほど魔法の世界に適応できると言えよう。
・霊的味覚
霊素を蓄えた魔術的な生物植物などを食すると特有のうま味がすると言う者がいるが、大抵それらのものは身体に毒であるので食用として禁止されていることが大半である。畳む

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